※注意:以下解説等に作品のネタバレが含まれている場合があります。また、一部解説に誤りがある可能性もあります、ご了承ください。
ライトセーバー
画像出典ー通販サイトライトセーバースタイルー
シャアク・ティのライトセーバーはブレード色は青、柄はデュラスチール(durasteel)(合金の一種)と銅で出来ており区切りがきちんと結合された綺麗なデザインをしています。
そして他の多くのセーバーに比べてもシンプルで、幅広く平らなボタンとダイヤルが特徴です。
玩具・レプリカセーバーの紹介
クオリティの高いブランドをライトセーバースタイルという通販サイトが取り扱っています。
また、このモデル以外にもブランドやニーズに合わせた紹介があります。
キャラクタープロフィール
シャアク・ティは惑星シリ出身、ドグルータという種族のジェダイ・マスターです。
ep2のジオノーシスの戦いの前にジェダイ評議会のメンバーとなりました。
クローン戦争中はジェダイ・オーダーの代表として惑星カミーノに赴くことが多く、クローントルーパー達とは一人一人と向き合い思いやりもありました。
それに対してカミーノの科学者は製品として見る為冷たい見解となるので、しばしば意見の衝突がありました。
彼女の方が先に登場していますが、同じ種族としてはアソーカ・タノが有名です。
ドグルータの特徴の一つである空洞のヘッド・モントラルが空間を超音波で感知できる為、敵味方の位置を素早く把握し動くことができるので集団戦を得意としています。(アソーカも同様)
ややこしい彼女の最期
先に結論を述べると、彼女の最期はep3のオーダー66発令後、瞑想中にアナキン・スカイウォーカーにより背後からライトセーバーで刺されて死亡しました。
しかし、この事が確定するまでそこそこ時間かかりました。
というのも、彼女の最期は複数のシーンがあり、様々な死に方をする不遇なキャラクターでもあるからです。
軽く調べても以下の通り。
- DVDの未公開シーン
- Blu-ray-boxの未公開シーン
- CGアニメ「クローン・ウォーズ(THE CLONE WARS)」シーズン6
- ゲームにおける敵として登場
未公開シーンは2種類あります。
しかし、筆者個人の所有するDVD・Blu-rayには別々の未公開シーンが収録されており、2種類両方一つの製品に収録されていることはありませんでした。
DVDの方はep3の冒頭、敵のグリーバス将軍に捕らえられており背後から見せしめの様に殺害。しかし、こちらは削除シーンとして無かったことになりました。
次にBlu-rayの場合は最初に提示したアナキン・スカイウォーカーによる殺害。
しかし、こちらもDVD同様無かったことになった事がBlu-rayにて解説されています。
画像出典ー「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX」ーより
こうした製作事情もありつつオーダー66後生き延びた彼女はゲーム・小説といったものに登場することもあり、ゲーム「Starwars: The Force Unlished 」に敵として登場した際に死亡しています。
YouTubeにも、そのシーンがあります。
しかし、未公開シーンどちらの件も無かったことになったかと思いきや、ディズニー買収後に制作のCGアニメ「クローン・ウォーズ」シーズン6にて、ヨーダが未来のビジョンを見た際にBlu-ray未公開シーンと同様のシーンがありました。
画像出典ーCGアニメ「クローンウォーズ」よりー
つまり、最初は生死不明でゲーム等に登場することが可能になったが、ディズニー買収の際正史・レジェンズといった区別が生まれ、未公開シーンの一つが正史として採用されたのではないかと考えられます。
製作舞台裏
ep2にて初登場したシャアク・ティ、実写映画(ep2・ep3)ではオーリー・ショーシャン(Orli Shoshan)が演じ、CGアニメ「クローン・ウォーズ(THE CLONE WARS)」シリーズではタシア・ヴァレンザ(Tasia Valenza)が声を担当しました。
ショーシャンはキャラクターの準備に毎回4時間かかり、「衣装全体が重く、尾が長く、角が2本、そしてスカートが長い。それによってとても動きにくい。しかし、このかっこいいキャラクターを演じることが出来てとても嬉しく、ジェダイ・マスターになることを誇りに思っている。」と語ります。
参考文献
- 「Star Wars: The Lightsaber Collection」
- 「スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版」
- 完全保存版ビジュアル大百科スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア」
- その他スターウォーズ関連映像作品