「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」Blu-ray特典音声解説レビュー・小ネタ等まとめ

TSUTAYA TV
DVD・Blu-ray特典音声解説レビュー
画像出典:amazon

※注意:作品を一通り観ている前提なのでネタバレが含まれています。また、レビューはあくまで個人の感想に基づくものです、ご了承ください。

はじめに

映画等多くのDVD・Blu-rayには本編以外の映像特典があります。

その特典の中でも私個人は音声解説を特に注目しており、重要性については下記より。

DVD・Blu-ray音声解説(オーディオコメンタリー)レビュー一覧と特典解説
はじめに最近動画配信サービスがあることでドラマや映画を一気見できます。しかし、動画配信サービスには一部を除きDVD・Blu-rayにある様な特典映像が無いことが多いです。特典には製作の裏話や小ネタが多くあり、中には...

今回は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-ray特典の音声解説について言及します。

収録されている音声解説

今作の解説は「サム・ライミ監督とスタッフの解説」です。

現在、 DVD・Blu-rayはいくつか発売されており、DVDには本編のみ収録ですが映像特典・パッケージの総合的な観点ではDVD・Blu-ray1枚ずつの2枚組セットがおススメです。

それ以外のBlu-ray単品もAmazon等で選べますが、物によっては本編のみの海賊版などいい加減なこともあるので注意が必要です。

サム・ライミ監督とスタッフの解説

この音声解説のメンバーはサム・ライミ監督、製作担当のリッチー・パーマー氏、脚本のマイケル・ウォルドロン氏です。

私の評価:4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

細かい撮影裏話や小ネタが多めで、脚本の変更や没案・カット、コミック参照・引用部分や製作に関わった人達に深く言及しています。

また、設定の解釈は3人共異なったり知らないこともあり、監督の質問に脚本家が答えていたりします。

あと世界を移動するシーンで様々な世界が見れますが、各世界の詳しい言及はありませんでした。

小ネタ・製作裏話

音声解説にある内容を軽くピックアップして下記にまとめました。

元ネタ・裏話・設定

  • 冒頭の別の宇宙のストレンジ:決断は残酷だが本来のストレンジより善人設定。ウイルスに感染したため死体の腐敗が急激に進み、劇中では24~36時間ほどしか経過していないが古典的なゾンビの姿になる。
  • NY:パンデミックで現地にはいかずイギリスに製作。マーベルが建設費の全額を出資、車も建物も用意している。
  • 目玉の怪物:名前はシュマ=ゴラスではなくガルガントス。エリザベス・オルセン氏の目をスキャンして製作しており敵の伏線。
  • ガルガントスの倒し方:「死霊のはらわた」の続編で目玉が飛び出したのを参考・オマージュ。
  • リンゴ果樹園:撮影時にリンゴの花は咲いてないので桜に造花して撮影。
  • リントラ(牛の獣人):マイケル氏がコミックで見つけてきたキャラクターで、アダム・ヒューギル氏が演じた。
  • 宇宙を移動した後に吐くストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ氏自身の発案。
  • ストレンジとチャベスの過去映像再生:サム・ライミ監督の息子ローン氏がシークエンスの担当した。
  • おねだりの歌:作曲ダニー・エルフマン氏、作詞マイケル・ウォルドロン氏
  • ワンダがウォンに倒れてる魔術師のスリングリングを飛ばして渡す:プラクティカル・エフェクトというCGではない手法。
  • クリスティーン役のレイチェル氏:撮影初日が地下道で走るシーンだが、その時数か月前に出産したばかりだった。
  • コミックを参照しワンダがイルミナティを瞬殺を思い付く:その展開はだめだろうと思ったがエイリアン2の海兵隊員が瞬殺を思い出す。
  • 壁に刻まれたワンダ像:両脇にビリーとトミーもいる。
  • リード・リチャーズ役のジョン・クラシンスキー氏:ファンの望む声が多く、その夢を838宇宙で叶えた。登場時に使っているのはコミックの転送装置を参考に製作。
  • チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX):マイケル氏やリッチー氏は特にXメンのアニメを見て育った。その為実写化は初めてではないが風貌はコミック、音楽はアニメを踏襲。しかし、あくまでもアニメとも別世界。
  • ワンダvsイルミナティ:場所は大英博物館をベース、ロビーの像はサム・ライミ監督の作品「ジーナ」がモチーフでルーシー・ローレス氏の像。
  • イルミナティは基本的に1~2人で別撮りで合成。
  • 書物の入手時にアメリカがワンダに捕まる:音楽のイメージは「エイリアン2」のジェームズ・ホーナーの曲、「エイリアン2」の終盤でビショップが刺されるのを参考に。
  • 書物に星マーク:”ヴィシャンティの書”には敵を倒すのに必要なモノを魔術師に与え、星マークはその伝承が真実だと示している。ストレンジに必要なのはアメリカ・チャベスの助けを示している。
  • インカージョンが起きている世界:デルタ88の車が浮いてるが、本物をイギリスに運びクレーンで吊るして撮影。
  • ストレンジの妹の話はコミックを参照。
  • 死体にドリームウォークしたストレンジを襲う”呪われし者”:マイケル氏やテスト試写での観客も困惑したが、立ちはだかる敵が欲しかった。ストレンジは掟を破りそのツケはいつか回ってくるが、今作の段階では考えてない様子。
  • 書物だけでなく別の宇宙のワンダゴア山に刻まれた文字もパーマー氏の解釈では消えてる(あくまでも今作製作段階での設定)
  • ストレンジの第三の眼の原因:マイケル氏の解釈では死体にドリームウォークとダークホールドの使用両方が原因。
  • クレア役のシャーリーズ・セロン氏が登場:紹介のみ、撮影は一日だけ。

838宇宙と616宇宙の違い

  • 2003年のタイガース(デトロイト・タイガース):838の宇宙では優勝している。
  • 838では水の重量や作用ですら異なる。
  • 終盤の2人のワンダが対峙するシーン:テレビで白雪姫が映っているが、838仕様の衣装。

没案・変更

  • 脚本の初稿ではワンダは善人で最後に闇落ち:撮影が2020年の5月→暮れまで延期で書き直し変更。
  • 616の宇宙のモルドがスカーレットウィッチの力を奪おうとして殺される案があったが話がもたつくのでその一連はカット。
  • 初稿:イルミナティにはワスプも所属し、ワンダが手で叩き潰す展開。
  • 元の脚本の838の宇宙のストレンジは真の英雄だった。

カメオ出演

  • マイケル・ウォルドロン氏:クリスティーンの新郎の付添人役
  • ピザボールの男:ブルース・キャンベル氏演、チャールズ・ウッド氏とサム・ライミ監督、編集のボブ氏、ストーリーボードのダグ氏全員が「死霊のはらわたⅢ」のメンバー。屋台のカートには「死霊のはらわたⅢ」のフォークがある。
  • リッチー・パーマー氏:ワンダを囲む霊の一人の声を当てた。

こんな人におすすめ

製作背景や設定等の話も多く、今作を深く知りたい方におすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました