※注意:作品を一通り観ている前提なのでネタバレが含まれています。また、レビューはあくまで個人の感想に基づくものです、ご了承ください。
今回は「ジャンパー」のDVD・Blu-ray特典の音声解説について言及します。
その他映画等の音声解説(オーディオコメンタリー)レビュー一覧はこちらから。
収録されている音声解説
今作の音声解説は監督のダグ・リーマン氏、製作のルーカス・フォスター氏、製作・脚本のサイモン・キンバーグの3名です。
現在、 DVD・Blu-ray両方発売されており、確認した限り一部を除きほぼ特典内容が変わらない状態のようです。
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それ以外もAmazon等で選べますが、物によっては本編のみの海賊版などいい加減なこともあるので注意が必要です。
また、本作は小説を原作にしていて実際に読んでみましたが、今回の映像特典にあるように全く違う内容でした。
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ダグ・リーマン(監督)、ルーカス・フォスター(製作)、サイモン・キンバーグ(製作・脚本)による音声解説
私の評価:
印象的なコメント(要約したもの)及び感想
- 冒頭に関しては原作に近いが、原作では悪役(敵組織・武器等)がいないためまったく新しい世界を作った。
- この映画には道徳的な教訓はない。
- 撮影開始1週間前に配役の年齢を上げた。
- コロッセオではこの半世紀(「ジャンパー」撮影時点で)映画撮影がなかった。
原作小説があるものの、能力等を流用しているだけで敵組織や物語はほぼ1から創作のオリジナル作品でした。
その為か、物語(脚本)・能力設定・人物描写・キャスティングの話が中心となります。
製作のスケジュールが固まっている上に原作と全く違う路線で話が進むためかなりの苦労がうかがえます。
こんな人におすすめ
本作は続編ありきで製作されて実際に続編のドラマがあるものの、評価が低めの印象があります。
レビューを見る限り不満に思うところは理解もできますが、そこで切り捨てずに今回の特典を観ると大分印象が変わると思います。
なので、特になぜ今回のような物語になったのか疑問に思っている方や純粋に製作の背景が気になる方におすすめです。
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