※注意:以下の解説等に作品のネタバレが含まれている場合があります、ご了承ください。
目次
はじめに
映画「キングコング:髑髏島の巨神」Blu-rayの監督ジョーダン・ヴォート=ロバーツ氏による音声解説にて語られる内容をピックアップしてまとめてみました。
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また、その他映像特典についての詳細は下記リンクより。
https://moviefan-n.com/3482/オマージュ
- 冒頭人が落ちてくる:ギリシャ神話のイカロスをイメージ
- タイトル前の最初のコング登場:ゲームソフト「ワンダと巨像」から着想。
- 港の右側の船に「ATHENA(アテナ)」の文字:映画「エイリアン」に絡めた遊び心でタイトルの「A」と同じフォント。
- 倉庫を二人で歩くシーン:プレイステーションの「メタルギアソリッド」のオマージュ。
- 嵐に飛び込むシーン:「マッドマックス」をイメージ。
- 嵐の後に湖にある山:「風ノ旅ビト」というゲームのオマージュで合成、それ以外はすべてハロン湾。
- ヘリコプターとナパーム弾:「地獄の黙示録」を意識。
- 人間がコングの口に落ちる:1作目(1933年のキングコング)のオマージュ。
- 犠牲者の名前:ハランべという名もあり、シンシナティ動植物園にいたゴリラの名前。
- 巨大蜘蛛の初登場:「食人族」のオマージュ。
- コングが水を飲みその後格闘:カメラもコングだけに集中し、ドキュメンタリー番組「プラネットアース」の撮影方法。
- コングがイカを喰うシーン:映画「オールド・ボーイ」のオマージュ。
- マーロウの上着に「トカゲ中隊」:映画「タクシードライバー」のトラヴィスの上着に「キングコング中隊」とあるオマージュ。
- 古びた船の名がワンダラー号:昔のベンチャー号の小説版の名前がワンダラー号。ニューヨークへ連れては行かないがそれ以外のオリジナル版の出来事はこの島で起きた設定。
- 日本兵のイカリ・グンペイ
- 名前の基は「横井軍平」(「メトロイド」やゲームボーイの生みの親)と「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ。
- 刀:三角形のパターンは「もののけ姫」から。刀の刃のエッチングは龍を退治した刀を参照。
- ボート(グレイ・フォックス号):「メタルギアソリッド」のオマージュ。
- ジョン・オーティスの悲惨な最期:ブラックユーモアで観客の反応は分かれるが、映画「E.T.」の月のシーンをイメージ。
- コングの動きなどの物理的な法則:「新世紀エヴァンゲリオン」の世界に似せた。
- 墓場でのクローラーの吐くシーン:1作目をお手本にしたうえで「千と千尋の神隠し」のカオナシ、「新世紀エヴァンゲリオン」の第一使徒、「ポケモン」のカラカラも参考に製作。
- 人vsコングのシーン:「ドラゴンボールZ」的な表現を目指し「新世紀エヴァンゲリオン」のような大きな月、人間の対立の構造は「フルメタル・ジャケット」を参考に製作。
- 母髑髏クローラーとコングの最初のぶつかり合い:ギャレン・エドワーズ氏の「GODZILLA」へのオマージュ。
- コングは工夫して戦う:「ドラゴンボールZ」的な表現を目指した。
- 戦闘中にチェーンで絡まる:1作目のオマージュ。
小道具等の引用
- 議員に見せる傷ついた船の写真:本来ゴジラによるものをイメージして製作したものを使用。
- 説明シーン:昔の電話・写真現像室・プロジェクター、道具はすべてワシントンの事務所にあったものを使用。背後(コンラッドの後ろ)ではチャック・ジョーンズ氏のアニメが流れている。
- 村に着いたときにテーブルの上の死んだウサギ:映画「キングス・オブ・サマー」からの引用。
- イーウィス族の絵のアーチ:映画「フルメタル・ジャケット」の空襲を受けた村にあったものを使用。
- 夜の髭剃りシーン
- 一作目に出てきたカメラ。
- レコード最盛期の上にあるシリアル番号と文字は映画「レイダース/失われたアーク」の聖櫃が入った箱と同じ。
- セリフはゲームの影響があり「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」等引用。
- 出発後の曲:キャット・スティーヴンス氏の「ワイルド・ワールド」
- バッカードが無線で話している時の雑音:「スターウォーズ 帝国の逆襲」のプロボット。
- ボートの始動音:スターウォーズのミレニアム・ファルコンの音。
参考文献
映画「キングコング:髑髏島の巨神」Blu-ray特典の音声解説
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