「マトリックス」三部作音声解説レビュー・小ネタ等まとめ

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DVD・Blu-ray特典音声解説レビュー
画像出典:amazon

※注意:作品を一通り観ている前提なのでネタバレが含まれています。また、レビューはあくまで個人の感想に基づくものです、ご了承ください。

はじめに

映画等多くのDVD・Blu-rayには本編以外の映像特典があります。

その特典の中でも私個人は音声解説を特に注目しており、重要性については下記より。

DVD・Blu-ray音声解説(オーディオコメンタリー)レビュー一覧と特典解説
はじめに最近動画配信サービスがあることでドラマや映画を一気見できます。しかし、動画配信サービスには一部を除きDVD・Blu-rayにある様な特典映像が無いことが多いです。特典には製作の裏話や小ネタが多くあり、中には...

今回は「マトリックス」「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」のDVD・Blu-ray特典の音声解説について言及します。

しかし、Amazon等通販において特典の収録内容について詳しい記載の有無は商品それぞれで、音声解説の仕様も異なります。

収録されている音声解説

収録されている音声解説は以下の通りです。

  • インムービー・エクスペリエンス解説(Blu-rayのみ)
  • 哲学者による音声解説
  • 映画批評家による音声解説
  • キャスト・スタッフによる音声解説(「マトリックス」のBlu-rayのみ)

そしてこれらの音声解説付きのDVD・Blu-rayは主に下記の通りです。

音声解説自体初期に発売されたDVD等には収録されておらず、 哲学者や批評家たちに関してはこれら三作が公開されすべて視聴済み前提の音声解説になります。

インムービー・エクスペリエンス解説

映画本編途中に場面に応じたインタビューやメイキング映像等が観れる解説で、製作舞台裏やキャスト・製作陣の話を知ることができます。

哲学者・批評家による音声解説

哲学者・批評家による音声解説の存在意義

各DVD・Blu-rayにはすべて同じ静止画の監督ウォシャウスキー兄弟によるイントロダクションが収録されています。

内容は2003年のニューヨーク・タイムズ紙の内容を踏まえたうえで、製作関係者以外の音声解説をいれた理由・意図が述べられています。

簡単に内容に触れると、今作を気に入った方・気に入らなかった方が各々解説しそれをファンに提供しています。

これは解釈等特定の話が正しいかどうかを決めるのではなく、異なる見解を同時に示すのが目的です。

仮にこれらの音声解説に興味がでたら、このイントロダクションを先に目を通した方が良いと感じました。

哲学者・批評家の紹介と音声解説について

音声解説をしている哲学者・批評家は三部作共人選が同じで、メンバーは下記の通りです。

作品の評価がそれぞれ賛否があるものの、過剰な称賛・否定はなく専門知識を活かしつつ真剣に作品に向き合っている印象を受けました。

先述の監督ウォシャウスキー兄弟によるイントロダクションにて、余裕があれば哲学者と批評家で会話させたかったとありました。もしそれが実現していたら興味深いものになったかもしれません。

キャスト・スタッフによる音声解説

他の映画のDVD・Blu-rayでもよく収録されている音声解説と同様、製作陣やキャストによるもので製作裏話や小ネタ等を知れます。

この音声解説はこのシリーズにおいて1作目の「マトリックス」のBlu-rayにのみ収録が確認できました。

参加しているメンバーは下記の通りです。

私の評価:3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)

撮影裏話等の小ネタがそれなりに多く、内容も分かりやすいです。

しかし、具体的な撮影方法や編集作業に関わった人員等少々専門的な話もあり、人によっては微妙と感じるかもしれません。

小ネタ・製作裏話

キャスト・スタッフによる音声解説にある内容を軽くピックアップして下記にまとめました。

  • 白うさぎ:元ネタは「不思議の国のアリス」
  • クラブ:本物のシドニーにあるSMクラブで、エキストラの衣装は自前でオーディション。
  • 虫の取り出し機:模型メーカーが12時間かけて製作、作動もする。
  • 目覚めた後の釣り上げるシーン:すごいCGと言われるが、実写。
  • 体中の針:頭に刺さっているのはすべて本物で、本職の鍼灸師が刺して撮影。
  • 真っ白い部屋:スタジオ内のセットの部屋。
  • 真実を知った主人公が吐いて気絶:実は本当に吐いており、チキンボールのシチューがあたった。
  • 対エージェントの訓練:よく見ると通行人に双子や3人以上のコピーも多い。
  • ヘリコプターのシーン:シドニーの上空を撮影する為に法改正し、墜落等は違うがオフィスビル・ヘリコプター・ワイヤーでのぶら下がりは実物(実写)で、銃撃は爆竹を使用。

最初の戦闘訓練やモーフィアス救出の銃撃戦等はワイヤーを用いたアクションだったりと、想像以上に実写が多い印象を受けました。

おわりに

「マトリックス」三部作が終わり、再び2021年12月17日に新作「マトリックス レザレクションズ」が公開されます。

その為復習の為に観直す方々がいたり、色々まとめて作品の説明・解釈を紹介されているサイト等もあります。

更に新作が公開されることで後付けで様々なことが判明するかもしれません。

しかし、哲学者の音声解説にて「マトリックスのいいところは監督が自分の解釈を明かさず人々に考えさせる余地を残している」とあります。

特定の解釈が腑に落ちても良いですが、様々な議論が続き話し合うのも面白いと思います。

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