※注意:作品を一通り観ている前提なのでネタバレが含まれています、ご了承ください。また、レビューはあくまで個人の感想に基づくものです、ご了承ください。
今回は「スパイダーマン3」のDVD・Blu-ray特典の音声解説について言及します。
その他映画等の音声解説(オーディオコメンタリー)レビュー一覧はこちらから。
収録されている音声解説
収録されている音声解説は以下の通りです。
- サム・ライミ監督とキャストによる音声解説
- 製作スタッフによる音声解説
そしてこれらの音声解説付きのDVD・Blu-rayは主に下記の通りです。
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サム・ライミ監督とキャストによる音声解説
この音声解説のメンバーは以下の通りです。
- サム・ライミ氏:監督
- トビー・マグワイア氏:ピーター・パーカー/スパイダーマン役
- キルスティン・ダンスト氏:MJ(メリー・ジェーン・ワトソン)役
- ジェームズ・フランコ氏:ハリー・オズボーン/ニューゴブリン役
- トーマス・ヘイデン・チャーチ氏:フリント・マルコ/サンドマン役
- トファー・グレイス氏:エディ・ブロック/ヴェノム役
- ブライス・ダラス・ハワード氏:グウェン・ステーシー役

メンバーから分かる通り、今作の主要キャストが多く参加してかなり豪華といえます。
脚本の変更やキャラクターの心情や撮影の苦労・工夫と話題も幅広いです。
しかし、人数が多い分引き出せていない話もそれなりにあると感じます。
小ネタ・製作裏話
音声解説にある内容を軽くピックアップして下記にまとめました。
- フリント・マルコが犬を殴るシーンは本人の希望でパペットを使用したが、殴られるパペットを見て仲間と思った犬に10テイク中9回かかとをかまれる。
- 最初はヴェノムではなくバルチャーと刑務所で出会い手を組む予定だった。
- ブライス氏は当時妊娠していたのに気づかずスタントをこなした。
- サンドマンが襲撃した輸送車に乗ってる一人は製作のグラント・カーティス氏。
- スパイダーマンがサンドマンを殴り体を突き抜けるシーン:片腕のないキックボクシングの世界王者が代役。
- J・ジョナ・ジェイムソンにカメラを売る少女:サム・ライミ監督の娘が演。
製作スタッフによる音声解説
この音声解説のメンバーは以下の通りです。
私の評価:
キャスティング、演出、製作、したかったことや計画、かかった日数や手間等具体的ですが、少々専門寄りの内容が多めです。
製作スタッフの出演や何気ない裏話は興味深く感じます。
小ネタ・製作裏話
音声解説にある内容を軽くピックアップして下記にまとめました。
- 大学でピーターをからかう学生:鏡を持っていたのがアシスタントのアーロン・ラム氏、もう一人がストーリーボード担当。
- クレーンの事故シーン:撮影に時間がかかるためグウェンとカメラマン以外はシフト制で双子の俳優を起用。
- サンドマンが襲う輸送車:グラント・カーティス氏が出演し、役名は一応ボブ・リフル。砂に見立てたトウモロコシの穂軸の粉末1.8トンを使用。
- スパイダーマンがサンドマンを殴る:片腕の格闘家B・ハンビー氏が代役で貫通した腕はCG合成。
- ブルース・キャンベル氏:監督の幼馴染で三部作すべて出演、1:レスリングのリング・アナウンサー、2:劇場のドア係、3(今作):ピーターがMJにプロポーズするレストランのスタッフ。
- MJのネックレス:宝石デザイナーでありトビー氏の婚約者ジェニファー・マイヤー氏がデザイン。
- ピーターが行うピアノ・ダンスはともにトビー氏本人が演じる。
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