※注意:作品を一通り観ている前提の話になります。また、レビューはあくまで個人の感想に基づくものです、ご了承ください。
今回は「プレデター」のDVD・Blu-ray特典の音声解説について言及します。
その他映画等の音声解説(オーディオコメンタリー)レビュー一覧はこちらから。
目次
収録されている音声解説
収録されている音声解説は「ジョン・マクティアナン監督による音声解説」で、多くのDVD・Blu-ray共に収録されています。
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ジョン・マクティアナン監督による音声解説
この音声解説のメンバーはジョン・マクティアナン監督一人です。
私の評価と感想
私の評価: (3 / 5)特に自己紹介とかはなく音声解説が始まります。
製作裏話というより製作時の苦労話や様子、今作を通しての反省や監督個人の映画製作の在り方等が多めです。
多少はキャラ設定・武器解説や小ネタはありますが、深くは言及されません。
前半は映画会社が満足するように、後半は自分のスタイルで製作したそうです。
時々興味深い話をしますが、全体を通してこの映画の解説に集中してないように感じます。
小ネタ・製作裏話
音声解説にある内容を軽くピックアップして下記にまとめました。
- アーノルド・シュワルツェネッガー氏がやせてほおがこけてるのは町でのチェックしていない店での食事でのひどい下痢と脱水症状が原因。
- 監督には脚本を変更する権限があまりない:アーノルド氏が監督の書いたシーンを他映画「イレイザー」で使用(冒頭の登場をヘリではなくパラシュートに変えたもので飛行機の後部扉から飛び降りる。本来プレデターの脚本だが予算等で出来なかった。)
- プレデターのスーツの重さは90キロ以上、身長2m30cmで、走る等の動きは長さ120mのゴム付きバンジー装置を使用。
- プレデターのヘルメット:顔の各筋肉を動かすのにリモコン操作等約10名のスタッフが必要で、口の動きを減らすために製作。
- 最期の自爆は本来宇宙船内での予定で、自爆は監督が高校生の頃1945年の春に原子力研究所で働いてる夢を見たことを基に製作。
- 終盤にヘリが迎える焼野原:製作数年前に火事になった場所を見つけて、そこを使用。手間が省けた。
- エンディングの1950年代風カーテンコール:ロバート・アルトマン氏の映画「BIRD★SHIT」の真似
こんな人におすすめ
DVD・Blu-rayの他特典のメイキング等に興味がある方にはプラスで視聴すると楽しめると思います。