※注意:以下解説等に作品のネタバレが含まれている場合があります。また、一部解説に誤りがある可能性もあります、ご了承ください。
ライトセーバー
出典ーInsight Editions; Illustrated版 (2020/10/20)「Star Wars: The Lightsaber Collection」ー
キット・フィストーのライトセーバーはブレード色が緑で、その他見た目は普通のライトセーバーです。
しかし、人種から水陸両用の為に水中での故障リスクに備える必要がありました。
なぜなら、ほとんどのジェダイが水中で過ごすことがなく、ライトセーバーが水没した際に誤作動するかどうかについて制作舞台裏で議論がいくつかあったためです。
この議論は、エピソードⅠの削除シーンにありました。
そのシーンとは、オビ=ワンがライトセーバーを惑星ナブーの沼に沈めた際にショートさせてしまい、師のクワイ=ガンに怒られる場面でした。
その為、水陸両用のジェダイは適切な対策を開発する必要があり、2つの電流に分割される点火装置に2つの異なるカイバ―クリスタル(ライトセーバーの動力源)を使用することで可能にしました。
玩具・レプリカセーバーの紹介
キット・フィストーのライトセーバーはAmazon等にFXライトセーバーが発売されています。
同じデザインは見当たりませんが、その他クオリティの高いブランドをライトセーバースタイルという通販サイトが取り扱っています。
キャラクタープロフィール
キット・フィストーは、惑星グリー・アンセルム出身の両生類種族ノートラン人のジェダイ・マスターです。
ゴムのような緑の肌が特徴的で、海の深さを乗り切ることが可能です。
そして、エピソードⅡできらめく笑顔をした事でも有名でした。
彼の最期については、エピソードⅢ後半にてメイス・ウィンドウ他2名と共にパルパティーン(ダース・シディアス)を捕らえに行った際に戦闘開始からわずか12秒程で敗北しました。
しかし、これは彼が弱いわけではなく、尺の都合もありますが相手が悪かったのと不意打ちの精神攻撃が関係しているようです。
下記の動画にて解説されているので、気になる方はご覧ください。
また、映画ではともかくCGアニメ「クローン・ウォーズ(THE CLONE WARS)」シリーズでは、グリーバス将軍とも渡り合える強いジェダイとしてちゃんと描かれています。
演者についてはザカリア・ジェンセン(Zachariah Jensen)とダニエル・ジズモア(Daniel Zizmor)がエピソードⅡ、ベン・クック(Ben Cooke)がエピソードⅢで演じており、アニメではフィル・ラマール(Phil LaMarr)が声を担当してます。
参考文献
- 「Star Wars: The Lightsaber Collection」
- 「Star Wars Lightsabers: A Guide to Weapons of the Force」
- 「スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版」
- 「完全保存版ビジュアル大百科スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア」
- その他スターウォーズ関連映像作品