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「ダース・ベイダーの父親判明」はデマ⁉

画像出典ー通販サイトライトセーバースタイルー
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※注意:以下解説等に作品のネタバレが含まれている場合があります。また、一部解説に誤りがある可能性もあります、ご了承ください。

そこそこ前の話題になりますが、スターウォーズで一番有名なキャラクターともいわれるダース・ベイダーの父親が判明したと結構多くの場で目にすることがありました。

wikipediaでは父親に関して言及されてないものの、映画考察系YouTubeやSNS、ブログ記事だけでなく雑誌「SCREEN」でもその記載がされています。

しかし、その記載内容はTwitterではその箇所と思われるコミックの画像は見たことがあるものの、多くは『コミック「スター・ウォーズ:ダース・ベイダー#25」に記載』とある。そして、内容は皇帝(パルパティーン)によって肉体関係はなくフォースを用いて生み出されたとあります。

画像出典ーSCREEN(スクリーン) 2020年1月号ー

2020年9月の段階でも、「ダースベイダーの父」と検索するとwikipediaの前に3つの記事が確認でき、1つは内容を削除されてますが他は上記と同じ内容となっていて、もはや公認と呼べそうなレベルです。

長年私も含めて「映画通りキリストと同じく父親がいない」や「シス卿の○○」、「案外クワイ=ガン・ジン」等答えのない話題として話し合うのも良かったです。

それなのに、映像メディアではなくごく一部の人しか読まないコミックでいつの間にか明らかにされるのは複雑な心境だったので、実際に購入して確認してみました。

ここで注意したいのが、ダース・ベイダーのコミックシリーズは2種類あり、どちらもヴィレッジブックス出版、タイトルが『SATR WARS DARTH VADER』です。

ややこしいのですが、分かりやすい違いとしては著者が違うのと日本語表記では今回確認すべきシリーズが『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿』で全3冊(海外の原書は4冊だが、翻訳版単行本は、原書単行本の2~4巻を2冊にまとめ、計3冊で発売)、1巻目はAmazonで発売されているものの残りは「雑誌のオンライン書店fujisan.co.jp」の限定発売になります。

もう片方は『スター・ウォーズ:ダース・ベイダー』で全4冊、全巻Amazonでも取り扱っており、『スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃』等私はすべてを集めれていませんが時系列が平行してクロスオーバーしているシリーズ作品です。

そして今回の話題となるコミックが『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿』シリーズ完結編、『ベイダーの城』です。

そしてシリーズを一通り読み、問題の#25を確認したらダース・ベイダーの父親は匂わせ程度で明記されてる箇所ではありませんでした。

一応Twitterで過去に見たシーンはありましたが、セリフなしで前後を考えずに見たらそう認識できなくもないです。

画像出典ー『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 ベイダーの城』ー

SNS等で意見を聞いたりネットで調べて考察すると、この画像が出回りウワサが広まっただけのようで誤解のようです。

とりあえずこのシリーズを通してまずいえるのが、アニメシリーズにも通ずるダース・ベイダーの背景や設定が深堀りされているのとスピンオフ映画『ローグ・ワン』のラストでは少し強さが分かるものの実写では描き切れない強さが見れたのは良かったです。

しかし、有名雑誌で誤解された記載されてるところを見ると、そこまで重視してこだわってないのか、それとも裏設定で本当にあるのかどちらにせよこのコミックではダース・ベイダーの父親が明かされていない事をより多くの人に認識してほしいと思う。

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