※注意:以下解説等に作品のネタバレが含まれている場合があります。また、一部解説に誤りがある可能性もあります、ご了承ください。
シスのライトセーバーの色について
ライトセーバーといえば青・緑・赤といったブレード色が多いですが、稀に黄色や白、黒なんかもあります。
その色の違いについて色々解説されてきた事も多くありますが、中でもファンの中で問題視されているのがスターウォーズがディズニーになってからの設定の変更ではないでしょうか。
私は実際にこの小説を購入しましたが、洋書のみの発売でまだ読めておらず内容の真偽には時間がかかりそうです。
しかし、この小説とは別に正史とされているコミックにて、シスのライトセーバーについて言及されています。
それが『「ダース・ベイダーの父親判明」はデマ⁉』でも取り扱ったコミック「スター・ウォーズ:シスの暗黒卿」のシリーズ1巻目の「帝国の爪牙」です。
このコミックは時系列ではep3直後からはじまり、ダース・ベイダーはシスのライトセーバーについて新たな師であるダース・シディアスから教えられます。
多少要約しますが、
- 赤い光刃は血を流して作られている点以外は他の色と違いはない。
- 動力源のカイバ―クリスタルは生きており、生き物と同様に痛みを感じることが出来る。
- ダークサイドを通じてクリスタルに痛みを与えることで最終的に苦しみに耐え切れず美しい真紅に変化。
- ジェダイのライトセーバーなら何でもよいが、与えられるではなく奪うものであり自ら探す必要がある。
ということで、クリスタル自体はすぐに入手可能ですが、ジェダイから直接奪うのが必須なだけでなくオーダー66によりジェダイを一掃した為探すのは容易ではありませんでした。
その為、入手してライトセーバーの製作する過程が描かれています。
以上の事から、ライトセーバーに色の変化を与えるためにはフォースを用いたクリスタルの加工が必要であり、所有し使うだけでは変化することはありません。
シス以外のヴィラン達
シスはダース・ベインによって一子相伝制になっているため、基本的に一組の師弟2人しか存在しません。
しかし、シス卿以外にもシスでは無くなった後のダース・モールやその弟のサヴァージ・オプレス、アサージ・ヴェントレス、尋問官たちといった赤いライトセーバーの人物はいます。
彼らについては各ライトセーバー解説にて紹介予定です。
また、ポング・クレルやep3終盤のダース・ベイダーが使用するスカイウォーカーライトセーバー、グリーバス将軍といったダークサイド側のライトセーバーが赤以外である理由は今回の内容から分かります。
参考文献
コミック「スター・ウォーズ:シスの暗黒卿」のシリーズと他各映像作品を参考にしました。